第4回のテーマは『脳からストレスを消す技術〜セロトニンと涙が人生を変える』有田秀穂著です。
4月19日(金) に第4回ホリスティック医学ゼミが行われました。
開催場所:ヨヨギラウンジ
講師:降矢英成(NPO法人日本ホリスティック医学協会副会長)
今回のゼミは、『脳からストレスを消す技術〜セロトニンと涙が人生を変える』有田秀穂著を題材に行われました。
全2回のうちの1回目ということで、「ストレスとは?」という所から、話が進んで行きました。
ストレスに対するイメージは、
どうしても負のイメージがあるので、ストレスに打ち勝とう、負けないようにしようと
ついつい思いがちですが、ストレスに勝とうとするのではなく上手にコントロールことが大事だという説明に
自分なりのストレスのイメージを発表した受講生の方々も、なるほどという顔をされていました。
こころのストレスは、脳が感じているもので「脳ストレス」と言われるそうですが、
人間には、脳ストレスをコントロールする機能があり、
この機能がうまく働かない人が増えているそうです。
・ストレスを受け流す体質をつくるには?
・溜まってしまったストレスを一気に解消するには?
は、次回の内容という事で、今回はそのメカニズム的な事の説明をしてくださいました。
脳の前頭前野という部分が大きく関与しているということ、
人間らしさは、【学習脳】、【仕事脳】、【共感脳】の3つの脳で構成されている事など、
講義では、専門用語もたびたび出て来ましたが、降矢先生が楽しく、面白く、そして
分かりやすく説明してくださるので、なるほどと思います。
空気を読めない人、いじめをする子供、感情をコントロールできない大人など
脳の前頭前野が、うまく働いていないことが原因だったりするそうですが、
この辺は、心療内科医である降矢先生の真骨頂ですね。
さすがに説明が上手です。
そして、ドーパミン神経やノルアドレナリン神経の過興奮を抑え、脳全体のバランスを整えてくれる
脳の指揮者である「セロトニン神経」の役割がとても重要なのだそうです。
ゼミの中では、降矢先生の講義だけではなく、4人1組になって講義内容について意見交換をしたり
と自由に意見を言い合う時間もあり、美味しいスムージーを飲みながら有意義な時間を過ごして
いただけたようです。
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